特別審査員 芸術家 小畑氏の総評です😚
各店舗担当のスタッフの皆様本当にお疲れ様でした!
【 門真 】
アイデアが秀逸だったのが「キッチン扉の雪だるま」です。普段は開いていることが多い扉ですので、ぱっと見た目には扉の横に「木の枝と手袋」が貼り付いているだけに見えるのですが、扉を閉めるとちょっとEテレっぽいかわいい雪だるまが登場します。思わず「おおっ」と声が出ましたね。また、何と言っても力作は「金のマカロニツリー(という名称でいいのか?)」です。こちらは制作過程も拝見しておりましたが、土台の芯作りから入念に作り込まれた見応えたっぷりのゴージャスな金ピカのツリーです。照明を落としたクリスマスナイトの演出では、幻想的な電飾効果にも一役買っていました。全体的な飾りつけも細部まで凝っていて非常に高いクオリティでしたが、玄関の一番目立つところにいる「巨大雪だるま」の顔がちょっと痩せぎすなところに思わず哀愁を感じてしまいました(笑)
【 寝屋川 】
「思い出の写真ツリー」は実に見事なアイデアでした!クリスマスという「時季指定」のイベントの中に一年間の時間の流れを含有させるという高度なアイデアとテクニックです。本当に「素晴らしい!」としか言いようがないですが、ツリーのてっぺん付近がホラーゾーンになっているところもまた、色々な想像力を掻き立ててくれますね。全体的には「かわいい」テイストでまとめられていました。「かわいい」雰囲気をベースしながら細部に狂気を孕ませるあたりに末恐ろしいセンスを感じます。
【 長居公園 】
なんといってもブログ写真を拝見してからとても楽しみにしておりました「馬面ギターサンタ」にお会いすることができなかったことが、残念で仕方ありません(笑)しかし、一番メインを飾る玄関のツリーはとてもトータルコーディネイトのセンスのよいツリーでしたし、「松ぼっくり飾りのツリー」もひとつひとつ違う表情でディテールまで丹念に仕上げており、文句なしの技術賞です。また、個人的な加点ポイントとしてはI様が十年前に私が作ったクリスマスリースをそっと飾っておいてくれたことでしょうか(照)