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【本社】実習生 from VietNam

5月7日、いよいよベトナムはホーチミンから技能実習生がやってきます。今回は門真と寝屋川に1人ずつ♪

2年前の秋に現地まで面接に行って、ようやくです(;^ω^)

この技能実習制度というのは「国際協力」の意味合いが強く、開発途上国の人々が日本に来てその技術を学び、母国に帰って広げるというものです。

ニュースでは実習生を奴隷のように扱う企業の話が度々取り上げられますが、そもそも「低賃金の労働力」として考えるべきものではありません(就職先がブラック企業であっても、3年以内に逃げ出すと強制送還になることを逆手に奴隷扱いする業者がいるのです)。

とはいえ、ベトナムの平均月収は3万円程度であり、表向きは技術協力・技術習得と言うものの、実際は実習生側も「出稼ぎ」の気持ちが強いと思いますが。

それはさておき、面接をした介護分野にくる実習生のほぼ全員が18歳~24歳の女性でした。高校卒業してすぐとか、農業または水産加工業をしていた方が多いようです。今まで地元から出たこともない彼女たちが、遥か遠い異国の地で3年間の実習に励みます。言葉も分からない、文化も異なる、何もかもが初めて見る外国の景色。本人はもちろん、お父さんお母さんの心配も想像に難くありません。

当社にできることは、3年間しっかり勤めてもらい、元気に笑顔で親御さんのもとに帰すこと。ラフィンハーツに就職できてよかったと感じてもらえることです。たまに里帰りするときは、手土産に何を持たせようかな(笑)

昨今「ダイバーシティ」という言葉が取沙汰されますが、「多様性」という意味です。そもそも私はスタッフも利用者様も、一人一人個々に異なる個体であり、グレイスはその集合だと思っています。背の高い人、メガネの人、女性男性、そして認知症の人、障がいを抱えた人、それぞれが個性豊かな個体です。その個々が一緒になって穏やかに過ごせる環境づくりを進めてきました。今度は外国人です。また新たな個性と出会い、こうした「多様性」の中で、私も含めスタッフ一人一人が心の成長をしていけたらと思います。

実習生のご紹介はまた入社してからしますね☆