緊急事態宣言が発出されてから、当社も「看護師」「事務」「営業」において、在宅ワークをスタートさせております。
お電話にて「あれ?事務員さんはお休み?」と聞かれることがありましたが、お休みでも、まして退職でもありません(;^ω^)
在宅ワークですので、ご自宅でお仕事をしていただいております。
当社は従来よりビジネスチャットツールで、門真・寝屋川・長居公園をつないでおり、常時スタッフ同士がリアルタイムに情報共有や相談ができるリモートワーク体制を取っております。
実は門真の事務を寝屋川でやってたり、会社の全スタッフ人事関係の情報はリアルタイムで門真に集約されたり、寝屋川のスタッフがチャットでイベントの打合せしてるとこに長居公園からアドバイスが飛んできたり。
(介護業界としてはかなりICT化しています( ̄▽ ̄))
なので在宅ワークになったからと言って、特別な影響はなく、「そこにいないだけ」ってとこなんです。お客様的には、電話口に愛想の良い女子が出ると思いきやおっさんが出るという不快・・・もとい、不便があるかも知れませんがm(__)m
で、この在宅ワークですが、もちろんstay homeという世情の取り組みの側面もありますが、当社はまた違った角度で実施しております。
私たちの仕事は「休業する」ことのできないものであり、かつ確実に入居者様の濃厚接触者となる仕事です。
万が一スタッフが感染、或いは濃厚接触者となった場合、本人はもちろん当面の出勤停止措置を取るのですが、その本人との関係によっては他のスタッフも自宅での様子観察指示を出します。
この時に「代わりのスタッフ」がいないと入居者様へのサービスが断絶してしまいます。このような介護崩壊リスクを少しでも回避するため、自宅で「温存」しております。
スタッフが在宅ワークをするということは、その分入居者様を見守る「目」が減ることになりますので、現段階では看護・事務・営業に限定しておりますが、今後の情勢によってはケアスタッフも対象に含める可能性があり、すでにその際の安全確保等のシミュレーションはしております。
そうした中、入居者様を居室に隔離するという方法もありますが、そうすると急激に認知症が進行したり、転倒骨折による寝たきりに繋がるリスクが高まりますので、限界が来るまではこれまで通りデイサービスにて皆様に楽しんでいただけるよう尽力したいと思います。
この非常に綱渡りの状態でのハンドリングではありますが、スタッフも笑顔で元気に頑張ってくれています。入居者様も家族様も、本当はお互いに逢いたいに違いないのに我慢してくださっています。関わる皆が力を貸してくれています。
今しばらく、まずはこの国難を乗り切るまで私も努めて参ります。
最後に・・・「ディスタンス」という言葉ですが、THE ALFEEの「星空のディスタンス」が頭の中で流れた方も相当おられたのではないですか(笑)?
星空の下のディスタンス♪
燃え上れ!コロナへのレジスタンス(反逆者・抵抗する者)♪
どこぞやの国務大臣がウケを狙って意気揚々と歌って、思いっきりスベって失笑されそうな替え歌でした。
※使用した写真の著作権はアルフィーか事務所か写真家かどこかに帰属してると思います。無断使用すみません・・・。