過去最も被害の大きかった伝染病は、間違いなく1347年－1352年に特にヨーロッパで流行した「ペスト」。全世界の犠牲者8000万人～1億人以上と言われています。ただ、この頃は医療も非科学的であり、公衆衛生もひどいものでしたから仕方ないのかもしれません。

次に多数の犠牲者を出したのは、1918年～1920年まで2年続いた「スペイン風邪」。これは犠牲者5000万人～１億人と言われています。
この元凶は「インフルエンザウィルス」でした。現代でも形を変えて毎年世界中で死者を出しています。新型コロナと同じように人から人へ感染するのですが、やはり抗体であったりワクチン開発が進んでいるからあまり騒がれないのでしょうかね。

近年100年のパンデミックはインフルエンザウィルスに起因するものが多く、200年前ではコレラ菌が、それ以前になると天然痘や腸チフス（サルモネラ）があり、700年前くらいにペスト菌によるパンデミックが多く見られました。

こうした病は過去の歴史に消えたものと思われがちですが、例えば天然痘。現在自然界では完全消滅していますが、アメリカとロシアの研究施設では現存しています。新型コロナは武漢の研究施設から漏れたとの見方もありますが、天然痘ウィルスも何らかの作用により、再び世界を震撼させる可能性は秘めているということです。

今回はブログと言う感じじゃなかったですね(;^ω^)