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【本社】ラフィン・ハーツてどうゆう意味や?

Raffin-Hearts

これは「Laugh(笑う/英)」「Raffine(洗練された/仏)」+「Hearts(心/英仏)」の造語です。

先日自己紹介の時に「理想の介護をするには自分でやらねば」と綴りましたが、私の数多い理想の一番目に来るのが「入居者様とスタッフが一緒に笑っていること」です。

一緒に笑っているということは、ともに幸せを共有しているということ。互いを信用しているということ。そこに虐待はないと信じています。

笑いが活力をもたらすことはご存じの通りです。認知症になっても、障がい等で出来ることが少なくなっていっても、様々な喪失体験を経ても、絶望することなく明るく笑って暮らしていける。そんないつも笑いにあふれた介護をしたいと名付けました。

私は認知症も障がいも、基本的には何ら特別なことではなくその方の「個性」だと考えております。いつかは私たちも通る道。明日は我が身です。

私たちの周りにも色んなキャラの人がいるように、認知症も障がいも「そういうキャラ」なのです。

ところで当社はスタッフに対し、他社では当たり前にやる「マナー・接遇研修」というものをやりません。と言うのも皆いい大人で、今までの人生の中でマナーも接遇も身についてないとおかしいと思いますし、この年でそれが備わっていない人は、今後も難しいと考えるからです。そのような方は、この人材不足が問題とされる介護業界ですが、当社は躊躇なく不採用にしています。また私たちの仕事は時におトイレや入浴と言った超プライバシーに触れるからこそ、マナー接遇を超えたスタッフの「人間性」が問われます。お辞儀の角度や、尊敬語と謙譲語の違いなどに意味を持ちません。当社は作られた格好重視のサービスではなく、自然体で、自分の魅力で、対人間として入居者様と楽しく過ごすことがあるべき姿だと考えております。

そうした入居者様の個性と、素(す)のスタッフがいつも笑ってる。これにより、仕事と客の関係ではなく「適度な距離を保った家族みたいな関係」になれるのだと思います(もちろん社会人としての良識を持った関係ですよ)。

「Laugh/笑い」・・・当社的には「笑かす」と訳しますが、場が笑いに包まれるためならば手段は選びません。下ネタもバンバン入ります。

そういや門真に笑かし女王がおりますが、外の喫煙所前を通った時に彼女に呼び止められたことがありました。腕組みながら大きくたばこの煙を吸い込んで、ふぅ~ッと吐き出しながら、「蓮井さん、結局下ネタが一番ウケるんです」と言いいながら灰を落とす姿、「仕事の流儀(NHK)」を観てるようでカッコ良かったです。

まさに「踊る阿呆に見る阿呆」のようなもので、お互いが自分をさらけ出したら、もう遠慮はありません。お互いを笑いあえたら、何でも言い合えます。

私も「My ハゲヅラ」を常備しています。これが自分で言うのも何ですが、めちゃ似合うのです。「あれ?僕こんなハゲてたっけ?」と一瞬錯覚するほど。

イベント以外にも毎日何かをしていますが、スタッフが「オモロい」と思ったことを自由にやっています。なので事前に予算を決めて「この範囲でやれ」というようなこともしません。おもしろグッズを買うのにイチイチ稟議を通して厳しい目でチェックしてたら、その時点でオモロくないですからね。まぁいつも領収書があとから回ってくるのでヒヤヒヤですが、オモロかったらそれはプライスレスです。

Raffin-Hearts それは君がみた光 僕がみた希望

Raffin-Hearts それはふれあいの心 幸せのハゲたヅラ

Raffin-Hearts

そんなこんなで今日もグレイスは笑いに包まれております。