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【長居公園】三味仙人のテレワーク(?)

はい!三味仙人です!

今回は『三味仙人のテレワーク』ということで、

書道レクblogの際に度々出てきた【裏打ち】の作業をご紹介ですyo!

今月初めの正月ウィークでの書初めで、皆様に書いていただいた作品を裏打ちしていきます👍

書初めの模様はこちら👇

【長居公園】2021年の書き初め🐮🎍 | ラフィンハーツ公式サイト (raffin-hearts.com)

(※裏打ち、とは作品の裏に紙を貼り、皺をなくす技術です。

書道展での作品や掛け軸などの書は、この裏打ち作業がされています)

まずはテーブルを片付けて(これが大変😇

刷毛と澱粉糊を用意します、、、

そして!霧吹きで水をかけていきます!😱😱😱

そんなことしていいの!?いいんです!!!

水を吹きかけながら、紙の皺を刷毛で取り除きます。

つまり皺の生じる隙間、

その隙間にある空気を刷毛で外側に逃がしていきます。

(皺の生じ方は千差万別、紙と対話するように皺をなくしていく、、

この作業が一番難しいのです!!😅😅😅

平らになった作品の上に和紙を置き、その表面に糊付け、

裏返して、先ほどの皺をのばした作品に張り付けます。

(このへんの作業は両手フル稼働のため撮影できず😢😥😥

糊付けされた作品は、ベニヤ板に張り付けて乾燥させます。

裏打ちによって、皺がなくなり平面がバチッ!

と出ることによって、墨の色や筆触の深みが明瞭になるのです🧐

冬場は2~3時間、乾燥させます。

ベニヤ板から剥がし、四隅の余分な部分をカットして、裏打ち作業の完了です!

色画用紙に張り付けて、利用者様にお届けです!🤗🤗🤗

去年の書初めで書かれた『令和』と並べてみました🤗

裏打ちによって立派になった書初め作品を見て、

今年一年、気持ちに張りをもって過ごしていただければ幸いです!!😊😊😊

以上『三味仙人のテレワーク』でした!

ってテレワークと云いながら、水・糊・刷毛しか使わない、

めちゃくちゃアナログで地味な作業でした😅😅😅

それではまた次回!